2012年7月20日金曜日

反省

のかるてにも書いたように、キキの突然の旅立ちに、戸惑いや後悔で頭がパンクしそうになってるのですが、そんな話なんてなかったかのように、ニコニコした顔でこっちをみたまま眠ってるようなキキをみていると、何だか不思議な気持ちになります。

 何が原因かって、突き詰めたくなりますが、結局のところは、「らしい」という推定しかできないかもしれません。
ただ、今年の暑さ、特に湿度は尋常でなく、家を引っ越したということもあったので、「例年通り」の温度管理では、不十分だったのかもしれないと、とても反省しています。

もちろん、原因がそこだったかは分からないのですが・・・

キキも、昨年よりは年齢を重ねてるわけですし、梅雨が長引けば、エグエグの時期も長引くので、体調も幾分昨年よりも悪かったのかもしれません。

 前の家より、すずめちゃんなどのお友達がよく来てくれるようになったので、一羽で過ごす二回目の夏ではあったものの、何とかなるだろうと、侮りすぎていたのかもしれませんが・・・

小さい時に、気管支系の病気でかなり病院のお世話になり(コザクラには多い疾患の一つですが)、その後は、エグエグが激しすぎていろいろ心配はつきませんでしたが、基本的に「健康チェック」にかかるような症状も数値もなく、穏やかに時を過ごしてきたので、キキがこんなふうに、駆け足でいってしまうなんて想像もしてなかったというのもあったような気がします。

 ・・・あきらかに、私のお世話ミスだと思います。

キキに申しわけなく、ほんとに、反省という以上に、
猛省するしかなく、ただただ涙がとまらなくなります。

朝、キキを抱っこしてる途中、少しの間、夫にキキを抱っこしてもらおうと思ったら、激しく抵抗。そんな状態でも、ママ、ママって、体が動かなくなってる状態でも、私にむかって飛んでこようとし、私がだっこするとすごくうれしそうな顔をする、キキをみてると・・

十分にお世話してあげられなかったと悔いてばかりいる私ですが、そんな私でも疑いもせずというか、絶対の存在と思ってくれてるというか、迷いなく「ママ」って思ってもらえるなんて、私はとても幸せものです。 ほんとうに、ありがとう。


もっともっと、あれこれしてあげたかったなあ。

 Kちゃんと、愉しそうに遊ぶ写真も、撮りたいと思ってたし(本当に、お二方の目線が物語ってるというか、いい構図だったので、是非撮りたいと思ってました)・・・

キキの動画も、ビデオも、もっと「キキらしさ」が出てる分を残しておきたいと、そんなことを思っていた矢先の出来事でした。

いつも、ものごとはそういうところがあるかもしれませんが・・・

そう思うときに、そうやっておけば、いくらか後悔も減らせたかもしれないのですが・・。

あの、表情を、残しておきたかった。

そして、Kちゃんにも、こんなに大事な時間を過ごせていたんだよって、写真をみながら話してあげたかった、などと思ってしまいます。

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 半年くらい前から、いろいろな「別れ」について思う事が多くて、誰かと別れるたびに、あれこれ思うわけですが、キキは、元気でいてくれてありがとうと思いつつも、まだまだ別れるかもしれないなんて思うこともなかったのですが

(全くではないですが、まだずっと先だと思ってました)・・

 人もそう、いつ、いろんな形の別れがくるかなんて、誰にも分からないんだなと、改めてそう思ったりしています。

毎日、毎時、そう考えて生きていくなんて、できっこないかもしれませんが・・・

もっとしておけばよかったと、いくら思っても時は戻らないから。


 最近、神社とかにいくと、前みたいに「○○しますように」と、自分勝手なお願いばかりをするのではなく「家族みんなが元気でいられますように」と、自然にそう思うようになっていました。

自分の願いなんて家族の二の次でしかないことを、日々思えるようになってきたからということもありますし・・・

 家族がいるから、そして、元気で健康だから、こうしたいという方向へ動いていけるんだなと、Kちゃんをみて、キキをみて、そう感じていたからです。


キキは、めったに一緒に参拝できなかったので(キャリーで何度か行ってますが)・・ 行く時は、キキの分まで、お賽銭を入れて、しっかりお願いしていたのですが・・・

 さてさて、どうしてかな。

たぶん、見た目にも、直接的にも、悲しくてしかたないのは事実ですが、何かキキなりに考えがあって予定より早く旅立ったのだとしたら、キキが天国で愉しく過ごせるよう、ただ、願うしかないかもしれません。


 今日は、終業式なので、Kちゃんが早く帰ってきます。

先日も、親しい方のお葬式に連れて行った際、彼女なりに「天国へいくこと」について考えていたようですが、まさか、お年寄りにもみえなかった、キキちゃんに、それが訪れたことに対して、理解できるかどうか、話してわかってもらえるかどうか、自信がありませんが・・

 (天国に行くのは、年齢をとったからだと思ってるような気がします)

Kちゃんは、キキちゃんが年上だと幾ら説明しても「Kちゃんおねえちゃんがね」と、おねえさんぶって話をしてたので、ますます、混乱してしまうかもしれませんが・・

心を落ち着けて、キキとの最期の時間を、大切に過ごしたいものだと思います。

 また、暑くなりそうです。