2012年7月20日金曜日

キキ、ルチとテテの間に眠る

終業式で早く帰ってきたKちゃんがお昼を食べるのを待ってから、キキのことを話し、キキの棺に花を入れ、それから二人して、ルチとテテの眠るお墓の間に、キキのための穴を掘りました。

テテが眠りについて、一年半弱。

つい先日、テテが天国のメンバーになったばかりのような気がしてたのに。

テテを埋葬するとき、まだずっとキキはこないから、ルチに、テテと二人で仲良くしてねと話ししていたのに。


Kちゃんは、思ったより、今回のことの意味を理解できている感じがしました。

しばらく前にも、伯父がなくなったりで、天国へ行くという話を、彼女なりに理解しようとしてたからということもあるでしょうが、一緒に暮らしてたキキがいなくなるというほうが、余計に理解しづらかったようで(しかも、元気一杯のキキと離れ、一泊したら、キキが突然なくなったという展開だったし)・・

「キキちゃんは、天国へいったんだよね」「もう、お話できないの?」
「飛べないの?」「○○(うちのマンションの名前)にも、いないんだよね」と
亡骸を前に、あれこれ、何度も聞いてました。

「ママ、大丈夫よ」と言ってみせたり、キキの頭をなでなでして「キキちゃん
かわいいね」と言ったり、大人みたくわかってるようでもありますが

「また、新しいキキちゃんが来るから大丈夫よ」と言ったりしたので・・
(たぶん、ママを元気付けたいというだけだとは思いますが)

もし、インコちゃんが家に来ることがあっても、それはキキちゃんではないこと。
キキちゃんとは、もう、遊べないんだよ、と改めて話しました。

「新しい・・」なんて、伯父や知り合いがなくなったときにはいわなかったので
言われて、こちらもびっくりしましたが、代わりのいない存在ということに
ついても、彼女なりに、わかってくれるようになってくれればいいのかな

とも思っているところです。

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今日は、仕事が休みで、わかったかのように、あいてました。

夫も、朝、今日だけは、ゆっくりでることができました。

何か、そう思ってしまうと、わかってたかのように、この日を選んだのかなと
いうような、偶然が重なって、しまった気すらするのですが・・・

まだまだ、話し足りなかったなあと

この気持ちをどこにもっていけばいいのか、キキにも聞いてみたいです。


あまりに急ぎ足でいかれて本当に困ってます。

キキにも言い分がいろいろあるとは思いますが・・。


いろんなことを考えてしまって、ふと気付いたら、もう18年近く「インコと暮らす生活」をしてきてて、ルチ、テテ、キキに恵まれて、そして、ここにいたってました。ルチのときは、テテとキキにどれだけ助けられたか分かりませんし、テテの時は、キキがいるからと気持ちを切り替えることができていたかもしれません。

一緒に暮らしてると、それが「当たり前」になってしまって、エグエグしてからだのバランスを崩してしまうことも、暑さに強く、キキにとってそれは大丈夫な温度だと、暑さに関して、私の感覚もやや麻痺してしまってたことも・・・

今となっては、いくらおもっても、時計の針は戻せませんが・・

あまりに駆け足になってしまったような気がしてならない、キキの旅立ちに、気持ちの折り合いをつけるところがみつからず、戸惑いが強すぎるのですが・・・

キキが、私を選んでくれたこと、めいっぱいキキなりの方法で、私やKちゃん、夫に対して、愛情をそそいでくれたことについて、心からありがとうを言いたいと思っているところです。